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イシイジロウ氏が手掛ける自主制作映画『女流棋士の春』発表、主演は女流棋士の香川愛生氏

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イシイジロウ氏が手掛ける自主制作映画『女流棋士の春』発表、主演は女流棋士の香川愛生氏


●香川愛生氏が歌う主題歌も
ゲームクリエイターのイシイジロウ氏が脚本・監督・編集を手掛ける自主制作映画『女流棋士の春』が、イベント“ドロップ・シネマ・フェスティバル vol.28”内にて公開されることが明らかに。
上映日は2016年10月22日(土)/10月25日(火)の21時。
上映会場は新宿K's cinemaとなる。

主演は、ゲーム好きであることでも知られる女流棋士の香川愛生氏。
音楽はノイジークロークの坂本英城氏が手掛ける(なお、音響全般もノイジークロークが担当)。
撮影は、『428 ~封鎖された渋谷で~』などに携わった飯野歩氏が担当。

■『女流棋士の春』概要
主演:香川愛生
キャスト:澤田拓郎 安西崇 真山勇樹 初美メアリ 門倉啓太 桜庭未那 溝口謙吾
脚本・監督・編集:イシイジロウ
撮影:飯野歩
音楽:坂本英城
音響:ノイジークローク
録音:陣内優希 蛭子一郎 村上晶紀 加藤浩義 仲村実鷹 白澤亮 小山翔
編集:佐藤聡 仲村実鷹
エンジニア:加藤浩義 佐藤聡
イラスト:KEIKEN
写真:江原純一
将棋監修:村中秀史
協力:日本将棋連盟
衣装協力:ハクビ京都きもの学院
特別協力:将棋RPGつめつめロード
主題歌「女流棋士の春」
歌:香川愛生
作詞:イシイジロウ
作曲・編曲:坂本英城
《ドロップ・シネマ・フェスティバル vol.28》
2016年10月22日(土)・10月25日(火)21時より
新宿K's cinemaにて上映
ドロップ・シネマページは→こちら(10月3日オープン予定)
前売りチケット申込ページは→こちら(予約受付中)


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“ニンテンドークラシックミニ”、『ジョジョの奇妙な冒険』実写化、『ZOIDS(ゾイド)』新プロジェクトニュースなどがランクイン!

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 “ニンテンドークラシックミニ”、『ジョジョの奇妙な冒険』実写化、『ZOIDS(ゾイド)』新プロジェクトニュースなどがランクイン! 


●はやく冬になってほしいです。
こんにちは、こんばんは。
あっとゆうまに9月が終わり、いつの間にか10月。
10月に入ったわりにはぜんぜん気温が下がりませんね。
それでも、街では金木犀(キンモクセイ)の匂いが漂っていて「そろそろ寒くなるかあ~」とウキウキ。
季節のなかでは冬が一番好きなので、さっさと寒くなってほしいものです。
こたつに入ってコーラ飲みながら『FFXV』とか『マフィア III』とかやりたいんだよなあ。

前置きはこのくらいにして、週間PVランキングをチェックしていきましょう。

『ニューダンガンロンパV3』発売日&狛枝主役(?)のアニメ付き限定版発売決定。
『V3』登場人物の才能&名前を公開!(2016年9月29日発売号)
1位は、『ニューダンガンロンパV3』に関する記事。
週刊ファミ通2016年10月13日号(2016年9月29日発売)では、『ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期』を10ページにわたって特集しています。
16名の新キャラクターが持つ超高校級の能力と彼らの名前、さらにモノクマーズの詳細も公開されています。

『グランブルーファンタジー』連載第4回は『アイドルマスター シンデレラガールズ』とのコラボを特集(2016年9月29日発売号)
週刊ファミ通にて月イチで連載している“『グランブルーファンタジー』情報局 グラ通”の第4回では、『アイドルマスター シンデレラガールズ』とのコラボイベントの歴史を振り返る記事を掲載。
また、お得なアイテムや召喚石、スタンプなどが手に入る“ポイントGショップ”で使用可能なポイントが、100ポイント手に入るDLC付録もついているので、プレイヤーはぜひ本誌をチェックしてください。

ファミコンが手のひらサイズに! 任天堂が“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ”を発表、往年の30作品収録で11月10日発売
3位は、海外にて11月11日発売が発表されていた“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ”の日本発売決定ニュース。
“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ”には、ファミコンが発売された1983年から93年までの11年間に発売された30タイトルが収録されており、カセットの交換なしに楽しむことができます。
持ち運びに邪魔にならないサイズなので、お正月に親戚の家でゲームパーティーしたいです。

『ジョジョの奇妙な冒険』第4部が実写映画化! 監督は三池崇史氏、東方仗助役は山崎賢人
荒木飛呂彦氏の人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』第4部を実写映画化のニュースがランクイン。
劇中でもジョジョポーズはしてくれるのでしょうか? 仙台で撮影するのでしょうか? 続報に期待です。

『ZOIDS(ゾイド)』新プロジェクト始動! 謎のティザーサイトを公開!!
オリジナル玩具シリーズ『ZOIDS(ゾイド)』の新プロジェクト始動とともに、ティザーサイトが公開。
リアルなシールドライガーの前にしゃがみ込む兵士が公開されています。
ビデオゲームなのか、映像作品なのか、プラモデル/フィギュアの新モデルなのか、気になる!

『ペルソナ5』双葉のヘッドホンを完全再現した限定商品がまもなく受注締切!というタイミングで、付属のサウンドリミックスCDの楽曲サンプルを公開!!

ミレニア、ソフィーらが参戦する話題作『無双☆スターズ』の情報が到着!

ホラーゲーム界に新しい風を! 『Year Of The Ladybug』日本語トレーラーが公開

Amazonで“ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ”予約受付開始! 限定特典“ポストカード30枚”付きもあり!

『無双☆スターズ』コーエーテクモゲームスの人気作から多数の“スター”が集い戦う!
●コッチヲ見ロッ!
記者が選ぶ今週の1本はこちら!
コッチヲ見ロッ! 『ジョジョの奇妙な冒険』“吉良吉影”ドクロ柄ネクタイが遂に登場
“吉良吉影”が愛用しているドクロ柄ネクタイを再現した“KIRA's tie”が、発売決定ッ! シルク100%の高級感あふれるネクタイだそうです。
グレートだぜ……。
そのほかにも、ドクロをモチーフにしたネクタイと靴下のセット“KIRA's tie & socks set”のほか、高級なイタリア産の牛革を使用し、ネクタイと同柄の裏地を用いたウォレットリーズも展開されるとのこと。
靴下を買おうか、ネクタイをコレクションとして買おうか迷うッ!
「ウオオオオオウダラァーッ! もうどっちか考えるのは面倒くせえぇぇッ! チクショォォォーッ」(by億安)状態です。

※過去のPVランキングはこちら


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エイシスとゲオ、PCゲームのレンタル事業を来春開始

 【01//2016】

エイシスとゲオ、PCゲームのレンタル事業を来春開始


エイシスは、2次元コンテンツ関連のコミック、ゲームの販売などを取り扱うサイト「DLsite.com」の20周年を記念し、関係者を集めたイベント「DLsite.next」を9月30日に開催した。
イベントでは「DLsite.com」の時期展開などの発表が相次いだほか、ゲストアーティストとして大島はるなさん、榊原ゆいさん、民安ともえさんを迎えライブも行なわれた。

■エイシスとゲオ、PCゲームのレンタル事業を来春開始
エイシスは、1,600万人以上の会員を有し日本全国1,200店舗を展開するDVDなどのレンタル事業を手掛ける「ゲオ」と組み、PCゲームのレンタル事業を2017年春より開始すると発表した。

PCゲームのレンタルは、GEO店頭でタイトルごとに用意されたレンタルカードを購入し、ソフトのPCへのインストールはDLsite.comを通しダウンロードして行なうことになる。
ダウンロードということで、レンタル期間を過ぎると遊べなくなるだけで、DVDのように返却する必要はない。
また、プレイしている間に欲しくなれば差額を支払うことで買い切り版にアップグレードすることもできる。

今回のレンタル事業のベースとなるのは、6月に提供されはじめたWindowsゲーム向けDRMシステム「playDRM」。
「playDRM」は著作権管理システムで、シナリオや画像データなどあらゆるファイルを暗号化し不法にゲームをプレイできなくなる。
作品のライセンスを正しく管理するためのシステムということで、購入しずっとプレイするだけではなく、期間を区切ってプレイできるかどうかということを管理できるようになっている。
「playDRM」におけるユーザー認証は初回起動時に英数字16文字の入力のみ。
プロテクト処理は全自動で行なわれ、数分で完了し、専門知識は不要だという。

レンタル事業はサービス開始当初、最低でも100タイトル以上からスタートさせたいという。
金額は正式には決まっていないが、「タイトルや期間で変わってくると思うが、ワンコインをイメージしている」と言うことで、1週間500円程度を想定していると思われる。
「DLsite.com」はアダルトコンテンツも取り扱っており、同サービスでもアダルトコンテンツは含まれるが、販売される場所はもちろん通常コンテンツとアダルトコンテンツは別々となり、アダルトコンテンツはしきられた場所での販売となる。

レンタル事業の意味だが、エイシスとゲオは秋葉原に毎週ソフトを買いに来るようなコア層とは別の客層への新規開拓を狙っていくという。
ゲオは日本中に展開しており、郊外店に強みを持つとしている。
お店では人気のアニメのDVDのレンタルも行なわれており、そういった売り場の横で原作となるゲームのレンタルカードを置くことで、相乗効果をまずは狙っていきたいという。

■2次元コンテンツの楽しさを共有したい! コミュニティサイト「DL チャンネル」
「DLsite.next」ではもう1つの大きな発表が行なわれた。
コミュニティサイト「DL チャンネル」は、DLsite.comと紐付いた二次元情報サイトだが、基本的には口コミをベースとしたコミュニティサイトとなる。

当初3つのチャンネルで構成されている。
1つ目は、DLsite.comで取り扱いが行なわれているタイトルの情報が網羅されたデータベース「アンテナチャンネル」。
2つ目は、同じ作品が好きな人で盛り上がることができる掲示板機能とも言える「トークチャンネル」。
3つ目は、話題の作品の情報を色々ととりまとめて情報を発信できる「まとめチャンネル」。

このサービスは9月30日のイベント内での発表を持ってオープンとなった。
PCだけでなくスマートフォンからも利用することができる。
このサービスは前述の通りDLsite.comでの取り扱いタイトルと連動している。
ただし、エイシスによれば体験版などの取り扱いも今後さらに活性化させていきたい意向で、そういった意味では現在以上に多数のタイトルを取り扱っていく予定だという。

また、例えば「DL チャンネル」への投稿者のDLsite.comでの購買情報が連動することはなく、自由な情報交換が可能なサイトとなっている。
ちなみに「まとめチャンネル」などではアフィリエイトシステムも導入され、情報発信を積極的に行なうことで一定金額がキックバックされるシステムも用意されている。

イベントには「DL チャンネル」のPVに出演したイラストレーターの岸田メル氏も登場。
PV撮影時の苦労話なども披露。
はっちゃけた演技で会場も笑いに包まれたが、かなり撮影を行なったにもかかわらず、採用されてない映像があるとかで不満があるよう。
今後披露されることもあるかもしれない。


■波乱の20年を振り返る
同社の3大事件をスライドで紹介。
笑いで20周年を振り返った。


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“黒川塾”40回記念イベントで坂口博信氏が自身のクリエイター人生を大いに語る

 【01//2016】

“黒川塾”40回記念イベントで坂口博信氏が自身のクリエイター人生を大いに語る


文・取材・撮影:ライター イズミロボ・ササ
●3年越しの出演ラブコールがついに実現!
“黒川塾”は、メディアコンテンツ研究家である黒川文雄氏が定期的に開催している講習会。
その4周年&40回記念企画となるイベントが、2016年9月29日に、都内のオルトプラスを会場として開催された。
注目のゲストは、『ファイナルファンタジー』シリーズの生みの親であり、現在はミストウォーカーCEOである坂口博信氏。
“坂口博信 人生のクリエイティブ”というテーマで、坂口氏がこれまでのクリエイター人生を振り返って大いに語った、その講演会の模様をリポートしよう。

坂口氏は、黒川氏が3年ほど前から、ゲストとしての登壇を熱望していたお相手とのこと。
ステージに登場した坂口氏には、40回目を飾るゲストということで、まずはスタッフより花束が贈られた。
以降は黒川氏と坂口氏のトークセッションという形で、イベントが進行。
旧知の仲であるおふたりだけに、まるで飲み屋での雑談のような和やかな雰囲気のなかでトークが展開された。

●トークテーマはスクウェア“前”・“中”・“後”
トークのテーマは坂口氏の人生の時間軸によって分かれ、大きく3つ。
“スクウェア(現スクウェア・エニックス)以前”、“スクウェア在籍中”、“スクウェア後~今後の展開”だ。
まずは黒川氏が、坂口氏にそもそもの生い立ちや、スクウェア入社に至るまでのいきさつを尋ねた。
黒川氏の最初の質問は、「クリエイターを目指したきっかけ、影響を受けたものは?」というもの。
それに対して坂口氏は、「ゲームを作っていて何がおもしろいんだろう? と、最新ようやく考えるようになりました。
自分の場合は“世界観”作りなんですね」と前置きしたうえで、「たとえば『スター・ウォーズ』なら、僕は『エピソード4』の世界観が好きで、『エピソード5』が好きな人とは話が合わないな、となるわけです。
だからたぶん映画にしても、学生のころの影響という意味では、そういう見方をしてたんでしょうね」と返答した。

ただ実際に子どものころに影響を受けた作品については、坂口氏は具体的なタイトルは挙げなかった。
理由は、「それを言ったら、マンガにしろアニメにしろ、周りはみんな見てたから」とのこと。
「『スター・ウォーズ』だって全員が見てましたしね。
その中の好きな部分が違うことで、受け取りかたがちょっと違う、それだけの話だと思います」と坂口氏。
ちなみに本では、ハヤカワ文庫をよく読んでいたそうだ。

続いて黒川氏が尋ねたのは、茨城の高校から、横浜国立大学に進んだいきさつ。
「なぜ横浜に?」という質問に、坂口氏は「東京にけっこう友だちがいたので、巻き込まれるのがいやだったんです。
大勢で飲むのも嫌いでしたしね」と回答。
ここでは“飲み”話に絡んで、かつて黒川氏と坂口氏がいっしょにお酒を飲んだときの話や、そこで黒川氏がスクウェアに誘われた話など、秘蔵エピソードもちょっとだけ飛び出した。
「東京に近いけど、みんなからはちょっと離れているところがよかったんです。
たぶんそんなクセがあるんでしょうね。
スクウェアをバイト先に選んだのも、聞いたこともない会社だからです。
まあ正直、ナムコやコナミは無理かなと思ったということもありますけど(笑)」(坂口氏)。

●多くの出会いや事件があったスクウェア時代
トークの話題は引き続き、スクウェア入社当初の話に。
坂口氏は、スクウェアの前身となる電友社には、同級生の田中弘道氏とともに、ふつうにアルバイトとして入ったという。
ちなみに、当時、社内スタッフの友だちという存在として知り合ったのが、のちに『ファイナルファンタジー』シリーズの音楽を手掛ける植松伸夫氏だ。
「PCからファミコンも手掛けることとなり、組織がキチンと会社っぽくなってきたんですね。
そこで、会社らしくなるからおいでよ、といって彼を誘いました」(坂口氏)。
ここではそうした“出会い”というキーワードで、黒川氏が坂口氏との出会いを回想して語るシーンも。
ちなみに1993年ころに、のちにセガの社長となる小口久雄氏に連れられていった六本木の飲み会で、坂口氏と初めて会ったそうだ。

スクウェア時代のトークは多岐に渡ったが、興味深かったのは3つで、まずひとつは少年ジャンプとの関係。
坂口氏は当時、『ファイナルファンタジー』シリーズ新作をジャンプの袋とじで扱ってもらいたくて、編集部に通いまくっていたそうだ。
お相手は、名物編集者の鳥嶋和彦氏。
坂口氏がジャンプにこだわったのは、もちろん『ドラゴンクエスト』への対抗心もある。
「あっちは鳥嶋さんで、堀井雄二さんで、鳥山明さんじゃないですか。
こちらは駆け出しの20代前半で、雲の上の存在ですよ。
そこに近づきたかったですね」と、当時を振り返った坂口氏。
『ファイナルファンタジー』は『IV』、『V』あたりから評価され、ようやく『VI』で、誌面で大々的に取り上げてもらえるようになったとのこと。
そうして鳥嶋氏からも信頼を得られたことが、のちのビッグプロジェクト『クロノ・トリガー』につながっていくこととなる。
また当時は『Vジャンプ』の立ち上げなどもあり、坂口氏が著名クリエイターとして誌面に登場する機会も多かったようだ。
「鳥嶋さんは、有名マンガ家のように、ゲームクリエイターにもスターが必要だと思ったんでしょうね」と、坂口氏は分析。
それには黒川氏も同意見で、「セガにいた僕の場合は、鈴木裕さんですね。
同じように鳥嶋さんからは、裕さんをスターにしよう、と言われていましたから」とコメント。
坂口氏によるとそのころ、鳥嶋氏&坂口氏&鈴木氏といった顔ぶれの飲み会なども、実際にあったとのことだ。

ふたつ目の注目トークは、『ファイナルファンタジーVII』でのプレイステーション参入について。
当時『ファイナルファンタジーVII』については、任天堂はもちろん、プレイステーション陣営、セガサターン陣営(ドリームキャスト)が熱いエールを送っていた。
黒川氏が坂口氏に尋ねた質問は、「最後にプレイステーションを選んだ決め手は?」というもの。
「ソニー・コンピューターエンターテイメント(当時)の久多良木さんがずっと作っていた、プレイステーションの前身的な、リアルタイムにビデオを編集できる試作マシンがあったんですよ。
その技術は一朝一夕にできるものじゃなくて、その魅力がズバ抜けていたということがあります。
こんなものが! という衝撃はやっぱりありましたね。
黒川さんのセガとか、他社さんには本当に申し訳ありませんでしたが……。
1枚でも多くポリゴンを表現できるマシンが欲しかったんです」(坂口氏)。
なおここでは余話として、このころにスクウェアの組織が巨大化したことでの弊害も坂口氏より語られた。
それはずばり、精神を病んでしまうスタッフが出てきたこと。
「200人~300人規模の開発になると、自分の作業が最終的にどう関わるか、わからなくなってくるじゃないですか。
あとはどうしても流れ作業になるので、やりがいをなくして精神を病んでしまう。
これはショックでしたね。
それまでは小規模でみんな顔見知りで、全員でエンディングを見てみんなで乾杯! ゲーム開発は楽しい! という世界でしたから。
それが一定数を超えるとそうも言っていられないという、現実を叩きつけられました」(坂口氏)。

スクウェア時代でのラストの注目テーマは、ずばり映画製作に関するエピソード。
たとえば『バイオハザード』シリーズの映画製作は海外企業で、映画通で知られる『メタルギア』シリーズの小島秀夫氏にしても、実際に映画監督は手掛けていない。
ゲームクリエイターが映画のディレクターも務めた坂口氏のような例は、かなり珍しいケースだ。
まず黒川氏より投げかけられた質問は、「なぜ?」で、坂口氏の答えはストレートに「自分で作りたかったから」。
「日本と海外での、CGの力の差を感じていたという部分もあります。
追いつくためにも、ハリウッドといっしょに仕事がしたかったんですね」と坂口氏。
ここで黒川氏の、「後半のストーリー展開が急ですが……?」というツッコミに対しては、「滑り込みです(笑)。
よくある、永久に終わらないループのパターンに入りそうだったので。
ゲームも同様ですが、とにかく作り上げる必要があったんです」と返答。
最後の「海外スタッフとの仕事で印象的だったことは?」という質問には、「我が強いので、ツーカーで共通理解することが難しい。
でも反面、ワークフローや進行管理はしっかりしているので、勉強になりました」とコメントしてくれた。

●ネット配信の今後に感じる新たな可能性
最後のトークテーマは、坂口氏がスクウェアを退社してから現在までの経緯、そして今後について。
まず黒川氏が聞いたのは、スクウェア退社直後の坂口氏の状況だが、当の坂口氏によると、「しばらくハワイで3年くらいボーっとしていた」とか。
その後に活動を始めたのが、ご存じのミストウォーカー。
『ブルードラゴン』などのヒット作があるなか、ここで設立当初の思い出のプロジェクトとして坂口氏が語ったのが、『パーティーウェーブ』というサーフボードゲームのアプリだ。
「スクウェア時代のスタッフ人脈などもあり、試しに作ってみたサーフィンゲームでしたが……。
1日3ダウンロードなんてこともあり、散々な結果でした。
俺がアキバに行って店頭アピールしたほうがもっと売れるよねって(笑)」(坂口氏)。
逆にそこで、坂口氏は、スマホアプリを真剣に研究。
結果、生み出されたのが現在250万ダウンロードと大ヒット中の『テラバトル』だ。
当初から「200万ダウンロードを達成したらコンシューマー化」というコンセプトのもと、現在はコンシューマータイトルも鋭意制作中だという。
ほかのゲームとのコラボやニコ生とのリンクなどの展開にも積極的だ。

「ニコ生はね、やりだしたらおもしろくなっちゃって」という坂口氏。
配信の撮影ステージは、全部自分で配線などをセッティングしているそうだ。
ゲーム制作とともに今後進めたい展開の一環として、こうしたネット配信などにも、坂口氏は大きな魅力を感じているという。
「やっぱり、みんな発信したいじゃないですか。
内で満足するより、外に出したいですよね。
これは作り手だけじゃなく遊ぶ側も同じで、みんなの欲求が変わってきているような気がします。
だから実際にニコ生などでそれを感じ取ると、つぎのシーンが見えてくると思うんですよ」(坂口氏)。
ゲーム実況の配信なども含め、坂口氏が見据えているのは、その先の可能性だ。
「はるかな雲の先に、それがあと一歩で見えているときが楽しいんですよ。
逆に、先に誰かに見つけられたときの悔しさったらないですよね。
ファミコンの当初、セーブできないんだったらRPGが作れるわけないだろって、僕は周りに言ってましたから。
でも同じ土俵で『ドラゴンクエスト』は“復活の呪文”で実現した。
僕たちもできたはずなのにね。
僕が頭から否定していたんです」(坂口氏)。

ラストに黒川氏が坂口氏に投げた質問は、「AR、VRの今後の可能性について」と、まとめとして「今後のビジョンは?」というふたつ。
坂口氏いわく、ARタイトル『ポケモンGO』は「ポケモンは108匹ゲットしてLV24」という状況ながら、最近はあまり積極的に遊んではおらず、VRについても、まだそれほど興味を持っていないそうだ。
そして気になる今後の展開については、「『テラバトル』のコンシューマー化も進んでいますし、来年は新作をいろいろと発表できると思います。
アプリにしても、これはスマホとは思えない! というデキにしたいと思っていますので、ご期待ください!」と、来場者にアピール。
力強い坂口氏の締めのコメントで、イベントは無事に終了となった。


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今週のアクセスランキング!

 【01//2016】

今週のアクセスランキング!


今週のランキングは後半を中心に「全日本模型ホビーショー」が席巻する形となった。
そんな中でもトップなのは、やはりガンダム「METAL BUILD F91」。
高い人気を誇る結果となった。


そんな中、1位は「『モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ』優勝チームが決定!」の報。
9月25日に幕張メッセで単独タイトルでありながらも非常に大きなイベントを開催。
いくつか発表案件もあり、そちらもお伝えしたが、ここでは「モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ」の優勝チームが決定したニュースがトップとなった。

第2位は制作発表時から弊誌では高い人気を誇ったファミコンソフト「キラキラスターナイト DX」だが、この発売日が遂に決定!と言うことで注目を集めたようだ。
有名コンポーザーが多数参加しており、かなり力の入った1本となっている。
今の時代だからこその“ファミコンカセット”でプレイできる1本となっており、いまのゲームとはまた違った体験を感じることができるだろう。

第3位は前述の「全日本模型ホビーショー」からの1本。
以前お伝えしたときも人気だった「METAL BUILD F91」だが、完成が近くなってきた今、どのように仕上がりつつあるのかがレポートされている。
ぜひ今一度チェック頂きたい。

この他では連載記事、「山村智美の『ぼくらとゲームの』」で取り上げた「ペルソナ5」の記事がランクイン。
また、「ポケモンGO」のインタビュー記事「『ポケモンGO』現状は『やりたいことの1割』! ゲームディレクター野村達雄氏が話す」も人気が高かった。

「ポケモンGO」に関して言えば、今週「ポケモンGO Plus」のレビューをお届けしている。
また、「Forza Horizon 3」のレビュー記事を掲載している。
週末の間に、読み応えのあるこれらの記事を再度読んでいただければ幸いだ。


1(2016-09-26 18:14)
「モンストグランプリ2016 チャンピオンシップ」優勝チームが決定! - GAME Watch
2(2016-09-26 13:10)
ファミコンソフト「キラキラスターナイト DX」発売日決定! - GAME Watch
3(2016-09-24 00:30)
「METAL BUILD F91」のアレンジ具合をチェック - GAME Watch
4(2016-09-28 12:00)
「ペルソナ」シリーズだけが持つ色、「ペルソナ5」も期待以上に面白くてとにかく嬉しい話 - GAME Watch
5(2016-09-27 16:20)
「ポケモンGO」現状は「やりたいことの1割」! ゲームディレクター野村達雄氏が話す - GAME Watch
6(2016-09-24 19:01)
コトブキヤ、ハセガワ、ウェーブ、アオシマなどの気になる製品を紹介 - GAME Watch
7(2016-09-23 10:29)
バンダイ、Hi-METAL Rで、「ダグラム」登場! - GAME Watch
8(2016-09-24 11:27)
タカラトミーグループ、「ボトムズ」復活! - GAME Watch
9(2016-09-24 18:25)
ミニプラにギャリア、ガオガイガー! - GAME Watch
10(2016-09-24 00:00)
バンダイ、「鉄血のオルフェンズ」多数展開 - GAME Watch


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映画「アングリーバード」 独自設定で盛り上げる!

 【01//2016】

 映画「アングリーバード」 独自設定で盛り上げる!


スマートフォンゲームの黎明期に彗星のように現われた「Angry Birds」。
ゲームファンの方にはご存じの方も多いと思うが、太眉の赤い鳥「レッド」ら怒れる鳥たちをスライド操作でひっぱり、体当たりさせることで緑の豚「ピッグ」を建物ごと破壊していく2Dアクションゲームとなっている。


本作は2009年に配信されると、スマートフォンゲームの代名詞のような存在にまで発展。
「レッド」たちのクセの強い顔の印象深さも相まって、「Angry Birds Seasons」、「Angry Birds Rio」、「Angry Birds Space」などの特別編が登場、グッズ展開も世界中に広がりを見せた。

最近でもシリーズ展開は留まることを知らず、「Angry Birds 2」をはじめ、女性の鳥「ステラ」が主人公の「Angry Birds Stella」、そしてゲームシステムを根本から変えたRPG「Angry Birds Epic RPG」、レースゲーム「Angry Birds GO!」、3マッチパズル「Angry Birds Fight」あたりは若干迷走気味だが、とにかくピークを過ぎた現在もものすごい勢いでシリーズ作が配信されている。


そこで今回、10月1日に公開となるのが、映画「アングリーバード」だ。
映画は3DCGが採用されており、球形だったキャラクターには手足が生えて頭身が高まり、キャラクターごとの特徴も出されている。


そもそもゲームの「Angry Birds」には、「ピッグに奪われたタマゴを怒れる鳥が取り返す」という、「クッパに攫われたピーチ姫を救い出す」くらいわかりやすいストーリーがあるのだが、今回の映画「アングリーバード」ではこの「タマゴをピッグから取り返す」ことをベースとし、ふくらませる形でストーリーが作られている。

主人公の「レッド」は、皮肉屋で文句ばかりの若者で、飛べない鳥たちが暮らす平和な島「バードアイランド」では疎ましく思われている赤い鳥。
その斜に構えっぷり、怒ると手がつけられない扱いづらさから友達作りとも無縁だが、本心では周囲に受け入れてほしい寂しさも募らせている。

そんな折、島に突然「友好のため」と言ってピッグたちがやってくる。
人を疑うことを知らない島の住人はすっかり歓迎するが、怪しさ満点のピッグたちの狙いは当然タマゴ。
ピッグたちはタマゴを奪うため、住民にバレないよう着々と準備を進めていく。

レッドは持ち前の疑り深さ、はぐれ者だからこそわかる客観的視点で、ピッグたちの怪しさに気づく唯一の鳥となる。
「あいつらは怪しい!」と宣言しても戯言扱いでまったく相手にされないのが悲しいが、かくしてタマゴが盗まれてしまったあと、レッドが悲しみに暮れる住人たちを奮い立たせ、怒りのパワーでピッグたちの王国ピッグアイランドに殴り込みをかけにいくあたりで映画は最高に盛り上がる。

レッドのパートナーとなるのは、レッドの癇癪が原因で向かうことになったアンガーマネジメント教室で出会うチャックとボム。
ゲームでも黄色い鳥、黒い鳥としても登場する彼らはレッド以上にクセのあるキャラクターで、チャックは高速の移動と喋りをせずにはいられない常時躁状態の鳥、ボムは温厚だが驚いたりストレスが溜まると爆発するという厄介すぎるメンバー。

また生徒には巨体のテレンス、先生として白い鳥のマチルダがいるなど、ゲームの登場キャラクターが随所に配置されている。
ほかにもステラ、ハル、バブルス、そして課金キャラクターのマイティ・イーグルなど、どの場面に誰が登場したかを見ていくと「Angry Birds」のファンならより楽しめるだろう。

そして最大の見所は、レッド率いる鳥軍団がピッグアイランドに巨大パチンコで乗り込むアクションシーン。
ここでようやく原作の再現となるわけだが、ピッグの街はゲームよろしく木、石、鉄などを積んで作られており、鳥の体当たりによる建物のぐらつきや破壊演出はゲーム内の物理演算を踏襲したような動きになっていて、ゲームをプレイしていれば「おっ」と思うものになっている。
ゲーム内のあの動きが3DCGで再現されているため迫力が増しているし、上記のゲーム登場メンバーの能力が映画でどう表現されているかもチェックしていくと楽しいだろう。

ストーリー自体はごくごくシンプルなのでわかりやすいが、問題のある人物とレッドを設定することで、レッド自身の成長、欠点が長所に変わる可能性の示唆、はぐれ者が大活躍する痛快さなど、映画ならではのアイディアが多く盛り込まれているのも面白い。
ゲームの映画化作品としてはかなり良くできているので、特に「Angry Birds」ファンは必見の映画だ。


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