2017 03 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2017 05

どことなく上田文人っぽいゲーム 10選

 【11//2017】

どことなく上田文人っぽいゲーム 10選


「人喰いの大鷲トリコ」が発売してから早いもので1カ月が経った。
あれから、IGN JAPAN GOTY 2016を含むゲームオブザイヤーが各メディアで発表された。
国内外問わず、今のところトリコが今年のNo.1に輝いた賞は見当たらない。
2位にランクインさせた私たちが一番のトリコ押しであるようにすらみえる。
確かに万人向けと言えるゲームではないし、操作系やカメラの不具合は無視できないので、1つのメディアが1年間の最高傑作と謳うのにはちょっと無理のある作品かもしれない。
だが、一部の人々にとって、トリコは長年の渇望を癒してくれた作品であり、筆者もこれほど感銘を受けたゲームは珍しい。
「ICO」、「ワンダの巨像」、そして「人喰いの大鷲トリコ」。
上田文人氏が監督を務めた作品はこの3本しかないが、どれも唯一無二だ。
次の作品に対する飢えがすでに始まっているのも、私だけではないはずだが、もう一度10年近く待つのは空しい。
上田氏のゲームの代用薬となるゲームは存在しないけれど、なんとなく似ているゲームならある。
今回は、そんなゲームを10本、紹介したい。
ゼルダの伝説 時のオカリナ

上田氏のゲームに影響を受けた"上田チルドレン"は数多く存在する。
だが、本人はどのあたりのゲームからインスパイアされているのか? 正確のところはわからないが、ゲームデザインにおいては「ゼルダの伝説」シリーズの3Dゲームから大いに学んでいることは間違いないだろう。
3Dアクションアドベンチャーの基礎を作ったと言っても過言ではない「ゼルダの伝説 時のオカリナ」は特に共通点が多いと思われる。
ジャブジャブ様のお腹の中でルト姫をエスコートする、いわゆる護衛ミッションは「ICO」のゲームコンセプトの元になったことは十分に考えられるし、リンクと愛馬エポナの絆を描く部分も「ワンダと巨像」を彷彿とさせる。
上田文人氏のゲームの原点はここにあるのかもしれない。

Obduction

昔からの洋ゲー好きなら、「MYST」という古典のパズルアドベンチャーゲームをプレイした記憶があるかもしれない。
謎に包まれた島を舞台とした本作の閉鎖的な世界観が上田氏の作品と似ていることは一目瞭然だろう。
同じデベロッパーCyan Worldsによる2016年の「Obduction」で主人公は謎の惑星へ連れていかれ、脱出をしなければならない。
「ICO」と「人喰いの大鷲トリコ」でもゲームの主要目的が脱出であることからして、やはりCyan Worldsの作るゲームと上田氏のゲームとの類似性は無視できない。

風ノ旅ビト

thatgamecompanyの名作「風ノ旅ビト」は上田っぽいゲームとして挙げられる定番中の定番だろう。
しかし、上田氏本人も「 “暇潰し”のコストパフォーマンスではなく、“感動”のコストパフォーマンスの高い希有なゲーム。
こういうゲームこそ、多くの人にプレイしてもらいたい」と絶賛していることを知っていただろうか。
確かに、本作は上田氏のゲームよりずっとコンパクトであり、謎解きも皆無に等しい。
だが、短くても、神秘的な舞台での旅を通して、上田氏のゲームと近い感動が得られることは筆者も保証する。

The Last of Us

Naughty Dogが2013年に発売した「ザ・ラスト・オブ・アス」のクリエイティブディレクターNeil Druckmann氏とストーリーライターJosh Scherr氏は「人喰いの大鷲トリコ」を傑作として褒めたたえた。
もちろんこれは「ザ・ラスト・オブ・アス」をトリコと比べる理由にはならない。
荒廃したアメリカはまったく違うフィールの舞台だし、感染者から逃げたり略奪者と銃撃戦を繰り広げたりするアクション性の高いゲームプレイも上田氏の作るゲームとは違う。
だが、「ザ・ラスト・オブ・アス」が語ろうとしている人間ドラマは上田氏のゲームと共通点があるし、味方がほとんどいない孤独な設定も上田っぽいと言える。
主人公ジョエルがエリーという少女を守りながら戦う姿も少し「ICO」の主人公を彷彿とさせる。

AZELパンツァドラグーンRPG

セガサターンを代表する3Dシューティングゲームシリーズ「パンツァドラグーン」がRPGに挑戦した本作は、すべてのトリコ好きにプレイしてほしい。
主人公のエッジがドラゴンに乗って冒険するこのゲームも、人間と巨大なの動物(ドラゴン)との旅がテーマだ。
ドラゴンから降りて撫でることができることからもわかるように、ドラゴンはただの乗り物ではなく、愛情を必要とする生き物という扱いだ。
複雑な架空の言語があるのも共通点の一つだ。
本作がセガサターン以外のプラットフォームで出ていないのは実に残念だ。
クリエイターの二木幸夫氏によると、ソースコードが紛失してしまったことがその理由らしい。
ブラザーズ


Category: ゲームニュースまとめ

Comments (-)Trackbacks (-) | トップへ戻る