2017 09 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. »  2017 11

そうだ アラスカ、行こう。『STEEP』新マップ“アラスカ”を紹介、制作スタジオUBI Annecy Stuidoにも潜入取材

 【24//2017】

そうだ アラスカ、行こう。『STEEP』新マップ“アラスカ”を紹介、制作スタジオUBI Annecy Stuidoにも潜入取材


●6200mの巨大な山がプレイヤーを待つ!
ユービーアイソフトより発売中のプレイステーション4、Xbox One、PC用ソフト『STEEP』。
広大なオープンワールドのアルプスの雪山を舞台に、スノーボード、スキー、パラグライダー、ウイングスーツの4つのスポーツが楽しめるアクションゲームの本作は、“Steep”という単語のとおり急斜面を滑り降りることができるのは当たり前。
骨折は当たり前のトリックができたり、ウイングスーツで山頂から一気に滑空も、パラグライダーでのんびりと広大なオープンワールドで再現された雪山をながめることもできる。

また本作はオンラインプレイにも対応しており、フレンドといっしょにライドを楽しんだり、チャレンジで競い合ったり、華麗なトリックをシェアして自慢したりと、さまざまな楽しみかたを提供している。
さて本稿では、『STEEP』を制作するUBI Annecy Studioの取材の様子をお届けする。
まずは、新マップ“アラスカ”について紹介しよう。

●新マップは無料で配信、巨大な氷原と山がプレイヤーを待ち構える
新マップ“アラスカ”は、北アメリカにあるデナリ山(旧名マッキンリー山)を再現したオープンワールド。
「プレイヤーはアラスカの中で自分をすごく小さく感じる」とのことで、ローンチ時から遊べたマップ“モンブラン”と比べて高さは約2000mも高い。
モンブランでは見られなかった巨大な氷原と氷山の4つでできており、非常に急勾配なルートが続く。
これは、アラスカは人の手が入らない野生的な場所であることを強調するかのような、とても恐ろしく美しい氷山であることを表しているそうだ。
そのためか、開発陣はデナリ山のことを“野獣”と例えており、左右に伸びる氷山を“両腕”、中央のなだらかな部分を“腹”、後ろの急勾配な部分を“野獣の背中”と例えていた。

まず“野獣のお腹”と表されるなだらかな中央部分。
ここはワールドディレクターRenaud Person氏いわく「人間が活動しているフレンドリーな部分」で、人間が住む街“キッチンタウン”が登場する。
『STEEP』では新しいテイストとなる場所で、ストリート・トリックが楽しめるようレベルデザインが施されていた。

このなだらかな中央部分を下り地上に降りると、多数の氷柱や氷壁がつづくエリアが登場する。
「自然の氷河を再構築して、史上最大のスノーパークを作り出した」と述べるこのエリアは、パラグライダーとロケットウイングに最適な場所になるそうだ。
そして“野獣の背中”と呼ばれる山の裏側は、表側の約2倍の急勾配な坂がつづき、まさに“壁”。
ここでのトリックやジャンプは、うまくいけば通常時より10倍のスコアが出せるとのことなので、腕に自信があるプレイヤーはぜひ挑戦していただきたいところ。

ここまで説明したとおり、デナリ山の特徴を汲み取りつつ、ゲームプレイ用にアレンジを加え落とし込まれた新マップ“アラスカ”だが、クリエイター陣は実際にデナリ山へ行ってリサーチしているわけではない(クリエイティブディレクター Igor Manceau氏いわく「自分の魂はデナリ山に行った(笑)」そうだ)。
「自分の仕事は、ワールドを再構築するために優れた参考資料を見つけて学ぶことである」とのことで、電子技術のおかげでどこへでもヴァーチャルで行けるので、googleで検索をかけ10秒間で見られるイメージを大事にする“10グーグルイメージ・セコンド”という独自のルールを設けているそうだ。
こういったノウハウは、『アサシンクリード』シリーズで8年間マップ制作をしてきたことで養われたそうで、『STEEP』でも同じルールやノウハウが適用されているのだ。

●ピザ模様など、コスチュームもクレイジー!
もちろん、新たなチャレンジと、アラスカに特化したコスチュームも無償で提供される。
加えて、アメリカらしい楽曲も追加されているそうだ。
コスチュームには、キュートなモンスターや、ビーバーが頭に乗っているアラスカをイメージ(?)したもの、イエティ(雪男)、そして10~20年前にヨーロッパのパブで流行したシンギング・サーモン(壁についていてボタンを押すと歌いはじめるサーモンの人形)を頭にのせたコスチュームも用意される。
そしてなにより注目してほしいのが、ピザ柄のウイングスーツとのこと。
いくつかぶっとんだデザインのコスチュームの中でも、ピザ柄がコミュニティでもっとも投票が多かったものだそうだ。
ほかに、ドル札のデザインといったまさに“アメリカン”なデザインのコスチュームも。
今回は画像とともに紹介できないのが残念だが、ぜひ配信されたらチェックしていただきたい。

※ゲーム画面はトレーラーをキャプチャーしたものです。

●UBI Annecy Studioはアットホーム! 日本のメディアは初潜入
じつは新マップ“アラスカ”を見せていただく前に、『STEEP』を開発するUBI Annecy Studioの内部を案内してもらった。
ここではオフィス風景をご覧いただくとしよう。

まずスタジオについて話をする前に、簡単にフランス・アヌシーについて説明したいと思う。
アヌシーはウインタースポーツをめぐるエコシステムが確立された場所で、North Face、Pictureなど約250のウインター業界企業のヨーロッパ本部が集結している。
したがって、『STEEP』を開発する際にSalomonやローカル・パートナーとの協力も容易だったそうだ。

UBI Annecy Studioで働くスタッフは、現在約170人。
『STEEP』だけでなく、『ディビジョン』、そして『ゴーストリコン ワイルドランズ』の3タイトルに関わっている。
スタジオひとつを1チームと換算してを働かせ、完成したらすこし休ませるのをくり返すのではなく、スタジオ全体で複数のラインを走らせて、スタッフをより効率的に使っているようだ。
とはいっても、UBI Annecy Studioスタッフの大半は、『STEEP』の開発をしているとのとこ。

『STEEP』開発以前は、マルチプレイヤーのリードスタジオとして『アサシン クリード』シリーズの4タイトルの開発に参加しており、マルチプレイヤー以外の部門も含めると、計7作品の開発に参加した歴史を持つ、いわばUbi Softの主力スタジオ。
ほかにも、『スプリンターセル』では3つのマルチプレイヤー・バージョンの開発を担当していることから、「スタジオのDNAはマルチプレイヤー、オンラインといえる」と、スタジオマネージャーのRebecka Coutaz氏は説明してくれた。

そしてウインタースポーツが盛んなアヌシーなので、ウインタースポーツ系の社内イベントも豊富。
スタッフたちでスキーに行くのはもちろんだそうで、『STEEP』のリリース時には、スキーリゾートで大きなパーティを開催したと言う。
さらに夏には、アヌシー湖で“スタンドアップパドル・サーフィン”を行うサマーパーティも行うなど、アクティビティ系の催しは頻繁に行っているそうだ。
アヌシーというフランスのリゾート地のメリットが活きてくるのは言うまでもない。

なおファミ通では、『STEEP』クリエイティブディレクターのIgor Manceau氏、ワールドディレクターRenaud Person氏、そしてオーディオディレクターのFrancois Dumas氏にインタビューを敢行。
近日中に掲載予定なので、ぜひそちらもチェックしてほしい。


Category: ゲームニュースまとめ

Comments (-)Trackbacks (-) | トップへ戻る