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「ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア」

 【02//2017】

 「ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア」


「ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア」の3大ポイント
・ブレイブ攻撃→HP攻撃の流れが「ディシディア」らしさを演出!
・RPGながらもアクション性のある吹き飛ばし&追撃システムを継承
・ダウンロードの発生回数が多く全体的にゲームが重め

スクウェア・エニックスを代表する超大作シリーズのひとつ「ファイナルファンタジー」(以下「FF」)シリーズ。
その「FF」のキャラクターたちが一堂に会して戦いをくり広げるのが「ディシディア」シリーズだ。
初代「ディシディア FF」は2008年に、2作目の「ディシディア デュオデシム FF」は2008年に、それぞれPSPでリリース。
現在は、アーケード「ディシディア FF」が全国のアミューズメントスペースなどで稼働している。

今回取り上げるのは、そんな「ディシディア」が“RPG”として生まれ変わったAndroid/iOS「ディシディア ファイナルファンタジー オペラオムニア」(以下、「オペラオムニア」)だ。
破壊神スピリタスと庇護神マーテリアによって集められた戦士たちは、それぞれの神に捧げるために力を求めて争っていた。
二柱の神は傷ついた戦士たちを癒すべく、憩いの大地を創造するが……。


従来の「ディシディア」シリーズは1対1で戦い、相手の体力(HP)をゼロにすれば勝利となる対戦アクションだが、“ブレイブ攻撃”と“HP攻撃”という2種類の攻撃の扱いが特徴となっている。

ブレイブ攻撃はヒットさせても自分の“ブレイブポイント”をためるだけで、相手の体力は減らせない。
一方、HP攻撃は相手に「たまったブレイブポイント分のダメージ」を与える。
つまり、同じ攻撃を当てても、そのとき保持しているブレイブポイントの量によって相手に与えるダメージ量が変動するのだ。
そのため、「まずはブレイブ攻撃を当ててポイントをためる→ブレイブポイントが十分にたまったらHP攻撃を仕掛けていく」という流れが戦いのセオリーとなる。

「オペラオムニア」では、このシステムをRPGのバトルへ持ち込んでいる。
対戦アクションからRPGへとゲームジャンルが変わってはいるが、この2種類の攻撃方法が“ディシディアらしさ”を演出し、戦略性を高める一因になっている。

たとえばHPが残りわずかで、HP攻撃を当てればすぐに倒せる敵がいた場合、与えるダメージを高めるブレイブ攻撃を仕掛けてもバトルが長引くだけだ。
しかし、ほかにも敵がいる場合は、HPが少ない敵は「いつでも倒せる敵」としてキープしつつ、もう1体の敵へのダメージを増やすためにあえてブレイブ攻撃を仕掛けるといった戦略もあり得る。

バトルでは、「順番が回ってきたキャラクターから行動するターン制」にしたのも上手い。
キャラクターのステータスバーの上に敵と味方の行動順が表示されるので、手触りとしては「ファイナルファンタジーX」におけるCTB(カウントタイムバトル)的であり、システムと相まって戦略性はさらに高くなる。
序盤は難易度が低いため、“初心者には敷居が高い”ということもない。
簡単なバトルをくり返すうちに、自然と本作のバトルの定石がわかってくるという寸法だ。

もう1つ、筆者が“ディシディアらしさ”を感じた点が吹き飛ばし&追撃システム。
味方が攻撃を行なったときに敵を吹き飛ばすことがあり、そのあとはブレイブ攻撃かHP攻撃で追撃できる。
これは「ディシディア」シリーズで、特定の攻撃を当てて敵を吹き飛ばし、さらに有利な攻撃を仕掛けるシステムを再現したもの。
運要素の強かった従来の吹き飛ばし&追撃とは異なり、吹き飛ばしを発生させれば確実に追加ダメージを与えられる。
派手な演出が入るので、アクションゲームとしての「ディシディア」らしさも感じられるシーンだ。

総合して、スマートフォンのアプリゲームとしてはかなりクオリティが高いが、ことあるごとにダウンロードが発生するのはマイナスポイント。
時には大量のデータをダウンロードしなければならず、通信環境によってはゲームが強制終了してしまうことも。
作り込んだ3Dグラフィックスをふんだんに使った作りゆえ仕方のない部分もあるが、もう少し“軽い”とさらに快適だったと思う。

従来の“らしさ”を残しつつも、間口の広いRPGとして生まれ変わった新生「ディシディア」。
アクション要素がほぼないので、初心者も安心してプレイできる。
そもそもが「FF」シリーズのオールスターゲームでもあるので、「FF」シリーズのファンという方は、ぜひ1度チェックしていただきたい。



Category: ゲームニュースまとめ

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