2017 10 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. »  2017 12

ミュージカル『刀剣乱舞』最新作は家康の一生を描く“大河ドラマ”、新刀剣男士が大人の魅力で魅せる!

 【04//2017】

ミュージカル『刀剣乱舞』最新作は家康の一生を描く“大河ドラマ”、新刀剣男士が大人の魅力で魅せる!


文・取材:編集部 立花ネコ、撮影:カメラマン 永山亘
●千子村正ほか新刀剣男士が活躍する最新作
DMM GAMESにてサービス中の『刀剣乱舞-ONLINE-』を原案としたミュージカル作品の最新作、“ミュージカル『刀剣乱舞』 ~三百年(みほとせ)の子守唄~”が、本日2017年3月4日(土)より東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。
初回公演前に、マスコミ・関係者向けのゲネプロ公演および囲み取材が行われた。

ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、通称『刀ミュ』第3弾となる本公演。
義経や弁慶の物語を軸とした第1弾“阿津賀志山異聞”、新選組にスポットを当てた第2弾“幕末天狼傳”に続き、本作では徳川家を舞台にした物語が描かれる。
また登場する刀剣男士は、石切丸を除くすべてが今回初の“2.5次元”化。
先日ゲーム内に実装されたばかりの千子村正も活躍する。

ゲネプロ公演前に行われた囲み取材には、崎山つばさ(石切丸役)、荒木宏文(にっかり青江役)、太田基裕(千子村正役)、spi(蜻蛉切役)、横田龍儀(物吉貞宗役)、財木琢磨(大倶利伽羅役)に加えて、演出を務めた茅野イサム氏が登壇した。

前作より続投する崎山は「およそ1ヵ月前から稽古が始まり、あっという間に初日。
新剣男士とひとつになって『刀剣乱舞』を作り上げてきた後は、皆さんに観ていただいて、もっと『刀剣乱舞』を広げていきたい」と意気込みを語る。
一方新たに『刀ミュ』に加わる荒木も「僕たちが発表されたときから、焦らしながらここまでやってきました。
僕たち自身ワクワクしていますし、お客さんも待ちに待っていたと思いますので、期待を裏切らないように精一杯励みます」気合十分。
spiもまた「観にくる皆さんとガンガン行くだけです!」と意気込んだ。

“阿津賀志山異聞”をハリウッド大作、“幕末天狼傳”をフランス映画に例えた演出の茅野氏は、本作を「壮大な大河ドラマ」と表現。
家康の一生を描くだけに刀剣男士たちの任務も長く過酷なものになるとした上で、「優しさや悲しさが滲み出てくるような舞台。
一度観たら二度三度と観たくなると自負しています」と自信を滲ませた。

さらにそれぞれが演じるキャラクターの観どころを訊かれたキャストは、「人間との交流で、刀ながらにどこか人間味のある石切丸が観られる」(崎山)、「刀剣男士が家康たちといっしょに成長していくところ」(荒木)、「村正は妖刀と呼ばれているので、妖しく妖艶な、ちょっと違う空気感を出せたら」(太田)、「蜻蛉切は村正が心配の種。
イチャイチャ……と言ったらアレかな(笑)。
村正との関係が観どころです」(spi)、「物吉は喜怒哀楽の激しいキャラクター。
いろいろな方に共感していただければ」(横田)、「大倶利伽羅は馴れ合わないクールなキャラクター。
表情の変化はあまり出せませんが、動きや目の動きで気持ちを表現できたら」(財木)とアピールした。

ちなみに1部はミュージカル、2部はライブという構成が定番の『刀ミュ』。
刀剣男士がアイドルさながらに歌い踊る2部も『刀ミュ』の魅力のひとつだが、茅野氏によると「今回は年齢層が高いからね(笑)。
いままでのようにアイドルアイドルしているというよりも大人なステージ」とのこと。
崎山から「今回も前回に引き続き、だんだん脱ぐスタイルは変わらずに……」という“ヒント”が飛び出したほか、荒木も「おもしろい組み合わせで歌っている曲もある。
いままで人間キャストが和太鼓を使っていましたが、今回はアレも……そして僕たちもアレするので」と、にっかり青江らしい意味深なコメントでアピールした。
「“阿津賀志山異聞”は紐。
“幕末天狼傳”は扇子。
我々は何か、というのをお楽しみに」と語るパフォーマンスは、ぜひ劇場で確認していただきたい。

つぎのページでは、劇中カットを含めて本作をリポート!物語の結末には触れていないものの、本作での設定に触れる箇所もあるので、ネタバレNG派の方はご注意を。
なお本作の上映時間は、休憩15分を含め、1部が約2時間15分、2部が約40分。
約3時間にもおよぶステージで、刀剣男士たちの魅力をたっぷりと堪能できる。

●“三百年(みほとせ)の子守唄”にこめられた意味とは
舞台は本丸のシーンからスタート。
石切丸は筆を片手に、みずからが体験したとある戦いを書き残そうとしているようだ。
そして石切丸は「彼が本丸にやってきた日から」の記憶を辿る。
その“彼”とは、“徳川家に仇なす”とされる妖刀、千子村正。
いきなり「脱いで魅せまショウ」を歌いながらド派手に登場し、縁の深い蜻蛉切を始めとした本丸の面々と対面する。

一方、遠征に出ていたにっかり青江と大倶利伽羅は、遠征から戻る道中、予期せぬ時間遡行軍の襲撃に遭遇し、三河・岡崎城内へと向かう。
そこでは松平軍と時間遡行軍による乱戦がくり広げられており、松平軍の重臣たちがつぎつぎと討ち死にしていくなか、瀕死の松平広忠はその胸に赤子を抱き守っていた。
にっかり青江と大倶利伽羅はその乱戦に加わり、広忠から赤子を託されてしまう。

2振りが遠征から戻らないことで異変を察知した審神者は、2振りのもとへ石切丸を隊長とし、岡崎城付近をよく知る蜻蛉切や物吉貞宗、千子村正からなる部隊を出陣。
正しい歴史を守るため、彼ら刀剣男士にはとある任務がくだされたのだが……?
「家康の一生を描く」という茅野氏のコメント通り、物語は後に300年の歴史を紡ぐ江戸幕府の誕生と密接に関わる展開へ。
“歴史の改変を防ぎ、あるべき歴史を守る”という宿命を背負う刀剣男士たちは、この命を遂行するためとある策を練る。
その策とは、先の戦いで命を失ってしまった家臣たちに自分たちが成り代わって家康を育て、破壊されかけた歴史を再生するというもの。
これは“歴史に干渉したい、けれど干渉してはいけない”という刀剣男士の葛藤を描いてきた歴代の『刀ミュ』とは一線を画すかなり大胆な解釈で、歴代作を見届けてきた審神者であれば驚きを感じることだろう。

その一方、“心”を持った刀剣男士たちが抱く“なぜ戦うのか”という葛藤も健在。
それぞれの想いや役割を背負い戦うことの重みや意義が、2時間以上にもおよぶミュージカル形式で丁寧に描かれていく。
また彼らとともに時を過ごし、歴史の渦中に立つ家康やその息子・信康の、徳川家を巡る劇的なドラマも大きな観どころのひとつ。
最後はほろりと泣かせる展開で、サブタイトル“三百年(みほとせ)の子守唄”にこめられた深い意義が感じられるはずだ。

そしてお待ちかねの2部、ライブパートは残念ながら撮影NGながら、歴代作同様の“出血大サービス”ぶり。
おなじみの“禊”コーナーを交え、刀剣男士たちの1部とはまた違う魅力を存分に味わうことができる。
アイドルさながらの衣装、そしてその衣装の脱ぎっぷりに期待していただきたい!クールな楽曲からアツい楽曲、爽やかな楽曲まで、新曲を多数交えて華やかなステージングがくり広げられる。

なお本作の4月23日(日)18時30分開演の千秋楽公演は、全国の映画館でのライブビューイング上映が決定。
同公演は動画配信サービスDMM.comでリアルタイムのライブ配信が行われることも明らかになった。
加えて本作は、2017年夏にBlu-ray&DVDのリリースが決定。
「劇場に行きたいけど行けない!」という審神者の皆さんも、刀剣男士たちの活躍を見届けよう。

●公演概要
◆タイトル:ミュージカル『刀剣乱舞』 ~三百年(みほとせ)の子守唄~
◆公演期間・場所:
・東京公演(AiiA Theater Tokyo):2017年3月4日(土)~26日(日)
・大阪公演(梅田芸術劇場 メインホール):2017年4月1日(土)~9日(日)
・東京凱旋公演(AiiA Theater Tokyo):2017年年4月14日(金)~23日(日)
◆原案:『刀剣乱舞-ONLINE-』より(DMM GAMES/ニトロプラス)
◆演出:茅野イサム
◆脚本:御笠ノ忠次
◆振付:本山新之助
◆出演
石切丸役:崎山つばさ
にっかり青江役:荒木宏文
千子村正役:太田基裕
蜻蛉切役:spi
物吉貞宗役:横田龍儀
大倶利伽羅役:財木琢磨
徳川家康役:鷲尾 昇
松平信康役:大野瑞生
竹千代役:阿由葉朱凌 ※Wキャスト
竹千代役:小島幸士 ※Wキャスト
吾兵役:高根正樹
岩崎大輔、大野涼太、小笠原真悟、鴻巣正季、佐藤一輝、杉山諒二、西岡寛修、服部 悠、原 周石、山口敬太、伊達康浩、市川裕介、栗本聖矢、小島久人、白濱孝次、中村悠希、林 瑞貴、前川孟論
◆主催:ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会(ネルケプランニング、ニトロプラス、DMM.com、ユークリッド・エージェンシー)


Category: ゲームニュースまとめ

Comments (-)Trackbacks (-) | トップへ戻る