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『ウイイレ 2017』アジア頂点が決まったe-Sports大会レポ―北澤豪にもインタビュー!

 【23//2017】

『ウイイレ 2017』アジア頂点が決まったe-Sports大会レポ―北澤豪にもインタビュー!


2017年4月22日~23日に、JFAハウス 日本サッカーミュージアムで行われた、コナミ『ウイニングイレブン 2017』 e-Sports世界大会「PES LEAGUE ROAD TO CARDIFF」の日本代表決定戦/アジア地域決勝戦。
世界への切符を賭けて熱い戦いが繰り広げられた本大会のイベントレポートをお届けします。


MCの森一丁氏(左)、荒木美鈴氏(右)
この大会「PES LEAGUE ROAD TO CARDIFF」は、『ウイニングイレブン 2017』におけるNo.1を決する世界大会。
各国/各地域で予選大会を実施し、6月にUEFAチャンピオンズリーグ決勝が行われる地、ウェールズのカーディフで世界決勝(6月2日から6月3日)を開催します。
優勝賞金は、2,300万円(200,000ドル)、準優勝賞金は1,150万円(100,000ドル)、3位は575万円(50,000ドル)が贈呈されるとのことです。

実況・解説のStanSmith氏(右手前)、解説の岡崎裕史氏(右奥)も盛り上げる
日本代表決定戦、決勝トーナメントからは中村義昭氏(左)、北澤豪氏(中央)も参加。
4月22日の日本代表決定戦には、予選ラウンドの上位14名に加え、前年大会の日本代表とRedbull5G大会王者の計16名がアジア地域決勝戦出場への4枠を競い合います。
なお、決定戦からは、フリーアナウンサー中村義昭氏、元サッカー日本代表の北澤豪氏がゲストで登場し、実際の試合さながらの解説を聞かせてくれました。

日本代表決定戦の予選出場者は、強力なスカッドを持つスペインの名門FCバルセロナを選択する場合が多く、ほぼ全ての試合がバルセロナ対バルセロナという状況。
唯一、だいきふぉーちゅん選手のみアーセナルを使用して奮闘しましたが、初戦、二戦目を落とし敗退。
グループステージの上位2名ずつが決定戦へと駒へと進めました。

日本代表決定戦トーナメント(勝者が日本代表に決定)
1: シローvsあると(あると選手は、グループD1位マナマン選手が体調不良のため繰り上げ)
合計スコア: 6-5
2: まやげかvsかつぴーや
合計スコア: 6-1
3: ごんたvsわってぃ
合計スコア: 6-5
4: じょーvsからあげ
合計スコア: 8-6
第1戦目から2試合では決着がつかず、プレーオフに突入する激戦となりましたが、シロー選手が勝利。
続く2戦目では、守備に自信があるというまやげか選手がかつぴーや選手を寄せ付けず圧倒。
3戦目もプレーオフになり、文字通りのシーソーゲームが繰り広げられましたが、ごんた選手が勝利をつかみ取っています。
そして、日本代表最後の4人目を決める4戦目では、2ndlegが6-4という点の取り合いになったものの、じょー選手がアジアへの挑戦権を獲得しました。


日本代表となった「シロー」「まやげか」「ごんた」「じょー」各選手たちの表彰が終わった後は、サッカー日本代表でドイツ・ブンデスリーガ、ドルトムント所属の香川真司選手からのVTRも。
ピッチは違えど、世界を相手に戦うウイイレ日本代表選手たちに励ましのメッシージとエールを送りました。


※次のページ:絶対に負けられない戦いがそこに!世界への切符をかけたアジア地域決勝戦
■世界への切符をかけたアジア地域決勝戦の行方
日本代表決定戦から一夜明けた4月23日、同じく日本サッカーミュージアムでは、世界大会「PES LEAGUE ROAD TO CARDIFF」への切符2枠を賭けたアジア地域決勝戦が行われました。
ここでは、日本から4名(前日の日本代表決定戦で決定)、韓国から2名、香港から2名、東南アジアから2名の計10名が参加します。
今回は、5名ずつに分かれたグループステージが行われ、その上位2名がトーナメントに進むという仕組み。
トーナメント初戦で敗れた選手が、3位決定戦へと回ります。

日本代表選手はシロー選手、じょー選手がグループA、まやげか選手、ごんた選手がグループBに入り、アジアの頂点を目指します。
なお、アジア地域においても、使用するチームはFCバルセロナがほとんどでしたが、選手ごとに使う戦術やフォーメーションが異なり、攻撃的でアグレッシブな戦術はもちろん、バルセロナの代名詞とも言うべきショートパスを繋ぐサッカー、現在のバルセロナが見せるようになったショートカウンターなど、出ているピッチプレイヤーがほとんど同じでも、それぞれの美学に基づいたサッカーが見れました。

アジアの代表が集う大会とあって、凄まじいスキルが連発する試合ばかりでしたが、とくにじょー選手がグループA第3試合で6-0、同グループ第9試合においては、7-1で相手を粉砕するなど、日本人選手たちが大活躍。
トーナメントに進出したのは「まやげか」「じょー」「シロー」「Leopard(韓国)」の4名で、うち3名が日本代表となり、アジアでの強さを見せつけました。

決勝トーナメントは1stleg、2ndlegの2試合で行われ、決勝のみ1戦で勝敗が競われます(実際のUEFAチャンピオンズリーグと同じような形式だが、本大会にアウェーゴールは存在しない)。
第1戦は「じょー」vs「Leopard」。
奇しくも日韓対決となったこの戦いでは、両者譲らずの激戦が展開しました。
まず、1stlegではLeopard選手が2-3で先行しましたが、続く2ndlegでは、3-1となり、合計スコア5-4でじょー選手が決勝進出。

第2戦「まやげか」vs「シロー」は日本人対決となり、1stlegは3-1でまやげか選手が勝利しましたが、2ndlegではその勢いが衰えず、8-1と大爆発。
まやげか選手が圧倒的な強さを見せました。
それぞれで敗れたLeopard選手とシロー選手は、3位決定戦で激突。
決めきれない展開が続きましたが、Leopard選手が一閃。
最後までこの1点を守り切り、3位はLeopard選手、4位がシロー選手となっています。

なんと日本人対決となったアジアの頂点を決める決勝戦ですが、本大会でも屈指の劇的な試合展開に。
前半はじょー選手が、守備を得意とするまやげか選手から2点を先行して、前半を折り返しましたが、後半のゲーム内時間75分からまやげか選手が3点を連取。
これがサッカーだと言わんばかりの凄まじい展開で、まやげか選手が逆転優勝しました。
優勝したまやげか選手には20,000ドル、準優勝のじょー選手には10,000ドル、そして6月に行われる世界大会 「PES LEAGUE ROAD TO CARDIFF」への出場切符が贈られました。


※次のページ:元サッカー日本代表、北澤豪氏から見たe-Sportsとは?ミニインタビュー
■元サッカー日本代表、北澤豪氏から見たe-Sportsとは?

4月22日の日本代表決定戦では決勝トーナメントから元サッカー日本代表、北澤豪氏が解説として参加。
同会場では、『ウイニングイレブン』シリーズのゲーム内解説も務めている同氏への囲み取材も実施。
世界を舞台に戦ってきた北澤氏へミニインタビューを敢行しました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆
――おつかれさまでした
北澤: 疲れるね。
展開が早いし、見なきゃいけないところも多いし、プレイヤーも座りながらやってるんだと思うと、あらゆることを考えなくてはいけないので、神経の使い方が研ぎ澄まされている感じはありましたね。

――体を動かさない分、脳、ですか
北澤: どれだけアンテナを張って感じ取れるかが重要ですね。
そういう感性を磨くのは大事かなと思います。

――実際の試合と同じような雰囲気は感じられましたか
北澤: 登場のところからすごく感じましたね。
まさしくアスリートじゃん、みたいな。
それでいて、守備が得意だとか個性もあったのでそこは良いところだなと思います。

――北澤さんから見た、『ウイニングイレブン』におけるe-Sportsの魅力とはなんでしょうか
北澤豪氏(以下、北澤): 今、現実でやれないサッカーをゲーム内でどれだけやれるか 、というところが魅力的なところだと思います。
ちょっと(現実が)追いついた時代もありましたが、上手い大会出場者たちがやると、(現実の)バルセロナも参考にした方がいいんじゃない?というところも出てきたりもします。
そういったものは、フロントランナーからしてみれば新しいものを作り出すことが仕事の1つですけど、ゲームの世界で実際にこういったことが行われると、たぶんボールを持った時に「あれやってみよう」と思える選手もいるんじゃないかなと思うので、サッカーのレベルを引き上げていくんじゃないだろうかと思っています。

――『ウイニングイレブン』の裏話などはありますか
北澤: 僕はどれだけ文句言われないようにちゃんと解説できるか、というところに一番重きを置いていますね。
街を歩いていると、「そんなつもりでプレイしたわけじゃない」とか言われるので、幅広く色々な情報が出せるように、なにより楽しめるようにしています。

――緊張しているプレイヤーも多くいましたが、アジア地域決勝戦では日本代表が海外の選手と戦います。
北澤さんがサッカー日本代表として世界のチームと戦ったときの緊張感はどのようなものでしたか
北澤: 僕は緊張しないようにしていて、緊張を感じるようになるとどうしてもブレが出てきてしまいます。
けど、日本での戦いだとなんとなく想定ができる範囲じゃないですか。
海外になると感覚が違う選手が来るので、そこに早く慣れていかないと、驚かされて終わっていくことがあります。
そこまで深くスライディングしてくるのか、みたいなのが対戦するといますし、アジアは違いがわりとあるので、そこを早くキャッチできないといけないですね。
自分への緊張よりは、変化に対応できれば勝っていけるんじゃないでしょうか。

――期待したいですね
北澤: 色々なことを発信していくためには、日本が強くないと。
こういったことはやはり日本が注目されている部分があるので、そこで「日本強い」となると説得力がありますよね。
でも日本が強くないと「けど弱いじゃん」という話になってしまうので、説得力を持つためには勝ってもらわないといけません。

――ありがとうございました
◆◆◆◆◆◆◆◆◆
日本代表「まやげか」選手「じょー」選手が世界へ挑む『ウイニングイレブン 2017』世界大会は、6月にウェールズ・カーディフで実施予定です。


Category: ゲームニュースまとめ

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