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ドワンゴがバーチャル生放送対応の大型モーションキャプチャースタジオを新設、VRの新体験“バーチャルキャスト”を体験

 【17//2018】

ドワンゴがバーチャル生放送対応の大型モーションキャプチャースタジオを新設、VRの新体験“バーチャルキャスト”を体験


文・取材・撮影:イズミロボ・ササ
つねにVRを意識して事業を展開
2018年4月16日、東京・池袋のニコニコ本社にて、ドワンゴのVRを活用した新サービスの体験会が開催された。
その模様をお届けする。
体験会は、VRの新サービスの概要について説明がなされたのち、実際にニコニコ本社に導入された新設備を見学、体験するという流れで行われた。
まずは、ドワンゴ マルチメディア企画開発部 先端演出技術開発セクション 岩城進之介氏が、同社がこれまでどんなことを展開してきて、今後どこへ進もうとするのかを説明した。

冒頭で岩城氏は改めて、ドワンゴがどんな会社であるかを紹介。
日本最大級の動画サービス“ニコニコ動画”の運営をベースとしつつ、“ネットとリアルの境界線を崩す”方向性と、“ニコニコ超会議”などの事例がいくつか語られた。

近年はAR/VR技術をさらに強化
会社の基本的な事業展開に続いて岩城氏は、本題となる“AR/VR技術”について説明。
ここでは培ったノウハウをもとに、モーションキャプチャーが可能な自社スタジオを展開している点などが、強みとしてアピールされた。

それを踏まえたうえで、まず発表されたひとつ目のトピックスは、ニコニコ本社の新設備となる生放送スタジオ。
パーソナリティとしてVTtuberが出演してリアルタイムに交流できる、VR機能を活かしたスタジオ設備となっている。

続いて発表されたふたつ目のトピックスは、“Virtual Cast(バーチャルキャスト)”。
これはひと言でいうと、簡単にVRキャラクターになりきれるシステム。
プレイヤーの動きに合わせて、VRキャラクターが画面内で同様に動く。



最後となる3つ目のトピックスは、VR向けアバターファイル形式“VRM”だ。
これはプラットフォーム共通のファイル形式で、対応アプリケーションすべてにおいて同じ3Dモデルデータを使用できる仕様となっている。
これにより、生放送や動画、ゲーム配信など、それぞれの世界で存在するVRがプラットフォームを超えたコラボを実現。
なお同社では発表の4月16日より、オープンソースで無料公開している。

目指すのはネットとリアルの融合

続いては、事業戦略本部 VR文化振興室 副室長の助田徹臣氏が登壇。
ドワンゴのVR事業について補足した。
助田氏によると、同社のVR関連の事業は3分野で、それぞれコンテンツ&IP事業、プラットフォーム&サービス事業、リアル事業となる。
ここではそれぞれの具体的な内容や価値が語られた。
コンテンツ&IP事業では、会員数の実績や、Twitterでの高評価例を紹介。
プラットフォーム&サービス事業ではバーチャルキャストの可能性が、リアル事業についてはニコファーレの活用やグッズ展開のサポート体制などを紹介。
そのうえで、最後はそういったVR展開の最新例として、多数のVTuberも出演する“ニコニコ超会議”をアピールした。

ラストはメディア陣が実際に体験
VRサービスの説明に続いては、いよいよ実際の体験会に。
まず見学できたのは、VRキャラクターとともに生放送を配信できるスタジオブースだ。
スタジオにはメインキャスターの斜めにモニターが配置され、そこにVRキャラクターが映し出せれて、キャスターとリアルタイムでやり取りできるシステムとなっている。
実際の仕組みとしては、別室に声優さんなどの人間のキャストがいて、その動きをモーションキャプチャーでリアルタイムにVRキャラクターに再現し、ボイスを実演。
リアルな会話応対や、豊かなアクションが実現できるのが特徴だ。
なお顔の表情は、パネルのボタンを押すことで変化させているとのことだ。


おつぎは、“バーチャルキャスト”体験。
ここではゴーグルをはめて両手にアイテムを装備し、VR空間で物をつかんだり、ほかのVRキャラクターと触れ合うような感覚も味わえた。

VR展開の説明および、実際の体験プレイタイムを終えて、体験会イベントは終了となった。
印象としては、同社が培ってきたAR/VR技術の方向性が、より強くアピールされた形。
今後も“ニコニコ超会議”のみならず、AR/VRの可能性を幅広く展開していく活動に期待したい。


Category: ゲームニュースまとめ

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