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これぞ横スクロールアクションの最高峰 「Ori and the Will of the Wisps」プレビュー

 【15//2018】

これぞ横スクロールアクションの最高峰 「Ori and the Will of the Wisps」プレビュー


「Ori」シリーズは、元Blizzard EntertainmentのThomas Mahler氏らによって2010年に設立されたMoon Studiosが生み出した横スクロールアクションゲームだ。
海外では2014年、日本では2015年にリリースされた処女作「Ori and the Blind Forest」は、2D横スクロールアクションという古典的な手法を採用しながら、その美しいグラフィックスと演出、オーケストラサウンド、そして濃厚なストーリー性で、世界中でファンを獲得したタイトルだ。


しかも、Xbox Oneのインディ支援プログラムID@Xboxタイトルだったにも関わらず、当時Microsoft Studiosのトップだった、現Head of XboxのPhil Spencer氏がベタ惚れしたことで、AAAタイトル並の扱いを受け、インディタイトルながら一発目から大きな成功を収めたタイトルでもある。

Moon Studiosの「Ori and the Blind Forest」や、昨年ついにリリースされ高い評価を受けたStudioMDHRの「Cuphead」が我々に教えてくれたのは、ファミコン時代からあるオールドスタイルでもおもしろいゲームは作れるという、単純明快な事実だ。
特にこのジャンルは北米では“メトロヴァニア”(同ジャンルを代表する「メトロイド」と「キャッスルヴァニア」を掛け合わせた造語)と呼ばれ、熱心な支持者と作り手が存在する。
この分野で近年天下を取ったのが「Ori and the Blind Forest」と「Cuphead」というわけだ。

「Ori and the Will of the Wisps」は、2017年のE3で正式発表された最新作で、今年のE3では、ついにプレイアブル出展を果たした。
発売は2019年が予定され、価格は未定。
もはやAAAタイトルのような扱いで、インディ界のシンデレラストーリーのひとつと言えるかもしれない。
今回は「Ori」ファンのひとりとして、デモのレベルをクリアするまで遊び込んできたので、インプレッションをお届けしたい。


「Ori and the Will of the Wisps」は、前作同様、ニブルの森に棲む小さな妖精オリを主人公にした横スクロールアクション。
前作は、暗黒の力によって森が枯らされようとしており、故郷を守るためにオリが立ち上がるというストーリーが存在したが、今作ではまだ作り込みの途中であるためか、ベースとなるバックグラウンドストーリーは明かされていない。
トレーラーで描かれているフクロウとの交流や、フクロウの背に乗って別の森に向かうシーンなどがヒントになりそうだ。

グラフィックスは前作にも増して美しく、幻想的で、60フレームでヌルヌル動く感覚は、筆者のような往年の横スクロールアクション世代はもちろんのこと、横スクロールアクション自体を知らない若い世代にも十分アピールできるインパクトがある。
サウンドも引き続き壮大かつ表現力豊かなオーケストラサウンドが用いられ、ゲーム世界にスッと没入できる。

ゲーム性の面での前作からの大きな違いは、“砂漠を潜る”という新アクションが追加されたことだ。
これは「Burrow」と呼ばれ、「Ori and the Will of the Wisps」に新設された砂漠地帯を錐揉むようにして、ドリルの要領で潜り進めることができる。
横スクロールアクションゲームの弱点は、構造上“縦スクロール”の動きに弱いところだ。
人型のキャラクターが主人公の場合、縦は空か地下であり、ダイナミックな縦移動が難しく、横スクロールのゲームは基本的に横スクロールのみでゲームを完結させるケースが多い。
この構造的な欠陥は、「スパルタンX」(1984年)から「Cuphead」(2017年)に至るまで解決できていない。

それを綺麗に解決するアイデアが、砂潜りのアクションだ。
下記動画を見て貰えれば、どういうことかすぐに理解できるが、横スクロールのフォーマットを維持しながら、大胆な縦移動を可能にしている。
今回のデモは、まさにこの砂潜りを体験させるためと言っても過言ではない。


この砂潜りでできることは実に多彩だ。
1つは砂を介して今まで行けなかったところに行けるようになること。
それは先述したように横移動もあれば縦移動もあり、砂中には空間があったり、木々で覆い隠したり、薄暗くしておいて、隠し部屋に繋がっていることもあって隅々まで探し回るのが楽しい。

それから攻撃手段にも使える。
カメの甲羅のようなアーマーを身につけたモンスターは、表面を叩いてもダメージを与えられず、一旦砂中から突き上げて甲羅を剥がす必要がある。
その際に役立つのだ。

3つ目はギミックの突破に使える。
オリは通常のジャンプに加えて、2段ジャンプ、空中ダッシュ、フックのようなオブジェクトに捕まるワイヤーアクションなど、多彩な空中移動手段が用意されているが、唯一真上への移動が苦手だ。
これを可能にするのが砂潜りのアクションで、砂中でダッシュボタンを押すことで加速し、そのまま地上に飛び出すことで、通常ジャンプや二段ジャンプより遙かに高い大ジャンプが行なえる。
これを使うことで、通常だと届かなかったエリアにもたどり着くことが可能となる。

通常の空中アクションに、この砂潜りアクションを組み合わせることで、見ている方は何が起こっているのかよくわからないような、まさに変幻自在の移動が可能となる。
この砂中ダッシュからの大ジャンプは、オリが完全に砂の中に入ってなくても実行することが可能となっていて、フィールド上にある左右をロープに繋がれて空中に浮かんでいる“砂の固まり”のようなオブジェクトを起点にして、空中アクションに砂潜りアクションを組み合わせることで、ロケットのように飛び上がることができる。

このアクションは、いかにも「Ori」らしい高難度のものだが、この発想の凄さには驚かされるし、何度か練習を繰り返して巧く出来るようになってくると成功させる度に大きな快感が得られる。
砂潜りアクションは、まさに「Ori and the Will of the Wisps」のコアとなるアクションと言える。

そのほかには、オリは“複数の武器”を最初から携えている。
武器は正確には「Spirit Weapons」と呼び、使用にマナを必要とするマジックウェポンだが、剣のように振り回したり、弓矢のように遠距離にエネルギー弾を放ったり、長くて太い槍を投げつけて範囲ダメージを与えるものまで、実に10種類以上が用意されている。
「このシーンはこの武器」みたいに「ゼルダの伝説」のように使い分けるというよりは、完全に好みでバトルスタイルを選ばせるための仕組みで、これらの武器やスペル、スキルは、フィールドに落ちているパワーを集めることで強化することができる。

筆者は前作をプレイしていたので、感触を確かめながら遊び始め、砂潜りのアクションを習得してからは、特に詰まることもなくデモレベルをクリアできた。
ただ、その後後ろで見ていると、ほとんどの人がクリアできずにゲームを途中で投げていた。
前作の時も指摘したが、「Ori」の最大のウィークポイントは、ゲームとして難しすぎることで、「Cuphead」のように単純な一次元の横移動だけでなく、上下左右をフルに駆使した二次元の移動を断続的に駆使するため、ゲームに慣れるまでは解法が想像できないのだと思う。

先述した空中アクションと砂潜りアクションの組み合わせというのは、いきなりやらせるのは無理がある印象で、任天堂の「マリオ」シリーズのような、おたすけモードのようなビギナー向けの救済措置が欲しい。
このビジュアル、手触りの良さで飛びついたライトなゲームファンでも、サクサククリアできてストーリーを楽しませるようにして欲しいと思うのだ。

「Ori and the Will of the Wisps」について強いて難点を挙げればそれぐらいで、横スクロールアクションゲームとして極めて高い水準のゲームだと思う。
発売は来年とまだ少し先なのが残念だが、完成が楽しみなタイトルだ。



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<ソウルキャリバー>シリーズ最新作「VI」が10月発売 シリーズ本編で6年ぶり

 【14//2018】

<ソウルキャリバー>シリーズ最新作「VI」が10月発売 シリーズ本編で6年ぶり


「SOULCALIBUR VI」CD PROJEKT, The Witcher, Geralt are registered trademarks of CD PROJEKT Capital Group. The Witchergame (C)CD PROJEKT S.A. Developed by CD PROJEKT S.A. All rights reserved.SOULCALIBURVI&(C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.


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『Destiny 2』新拡張で追加となる「ギャンビット」をハンズオン―協力して先にボスを倒せ!

 【14//2018】

『Destiny 2』新拡張で追加となる「ギャンビット」をハンズオン―協力して先にボスを倒せ!


E3 2018において、9月4日配信予定の『Destiny 2』新拡張「孤独と影」追加モード「ギャンビット」の試遊を行うことができましたので、ご紹介します。

大きな写真で詳しく見る

ギャンビットは4対4に分かれて戦う、PvPとPvEが組み合わされたモード。
両チームは別々のマップに分かれて、次々と出てくる敵たちを相手に戦います。
敵を倒すと白い三角形のカケラをドロップするため、これを回収し、マップ上にあるバンクと呼ばれる施設に入れていきます。
目標はチームメイトで協力し、75個のカケラをバンクに入れてボスを呼び出し、そいつを倒すこと。

しかし5個、10個、15個と言う数のカケラを一気にバンクに入れることで、相手チームに邪魔キャラとなるブロッカーを召喚することが可能。
このブロッカーが生きているうちはバンクにカケラを入れることができないので、もし相手チームによって呼び出されてしまったら早急に倒す必要があります。
また、バンクに25個、50個カケラが溜まった時点で、プレイヤーキャラが一人相手のマップに侵入して邪魔をすることも可能。
対人戦が得意なプレイヤーに入ってこられたら大変なことになります。

死亡してしまうと持っていたカケラをドロップしてしまうため、「15個貯めて、強いブロッカーを相手チームに送ろう」と思っていたころにやられてしまうと大変悲惨なことになります。
チームで協力してカケラを集めていくモードですが、個人の判断も戦況を大きく左右します。

実際に試遊をしてみてまず感じたのは、直接相手と撃ち合うわけではないので、対人戦が苦手な人も気軽に楽しくプレイできると言うこと。
カケラを効率良く集めるには仲間との協力が必須で、盾を持っている相手にはうまく後ろから回り込むなど、自然と他のプレイヤーとの協力が発生するようなデザインになっています。
また、時間経過で敵は徐々に強くなるため、試合が進むにつれ協力する重要性が増してくるのも特徴です。

相手チームのメンバーがこちらに侵入してきた時も、こちらが4人なので力を合わせれば容易に撃退することが可能でした。
ただ、みんなバラバラに行動していたとき相手が上手いプレイヤーだったこともあり、犠牲が次々と出るような事態にも…
75個のカケラを集めて呼び出されるボスキャラは、とにかく体力が高く、攻撃範囲も広い強敵。
画面上部には常にいまお互いのバンクに入っているカケラの数や、ボスの残りHPが表示されるのですが、終盤になるとどの試合でもお互いボスが登場しており、どちらが先にボスのHPを削り切るかという白熱する試合を楽しむことができました。

新たに追加される、間接的PvPとも言えるギャンビット。
PvPが苦手という人も気軽に楽しめ、他のプレイヤーとの協力を存分に感じられる新モードと言えそうです。


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